2018年5月19日土曜日

2018年の花見旅:光前寺 (長野県駒ケ根市)

2018年4月8日訪問。

大草城の散策後、望岳荘で昼食をとってから駒ケ根へと移動した。余談になるが、この望岳荘の中にある「ハチ博物館」がなかなか凄かった。蜂研究家の先生がなかなかぶっ飛んでいて、とんでもないものを展示していたのが凄い衝撃的だった。

駒ケ根に移動後は駒ヶ岳ロープウェイ行きのバスに乗り、途中の切石公園下で下車。そこから南に行った場所にある光前寺に向かった。ここは戌年の初詣の候補地にしていた場所で、犬にゆかりのある寺院である。

水仙駐車場
寺の前にある駐車場には水仙駐車場という名前が付いていたが、その名の通り周囲は無数の水仙で囲まれており、ちょうど花が咲き誇っていて綺麗だった。


仁王門前の枝垂桜
光前寺の桜はこの時はまだ満開前で種類によっては咲き方がマチマチだったが、全体的には7分咲きくらいだった。


庭園の桜
庭園の桜の中には満開の桜もあったが、たぶんソメイヨシノだろうか?ソメイヨシノにしてはやけに白くてスラっとしていたので別の桜かもしれない。


桜と南アルプス
光前寺は思いのほか多くの観光客で賑わっていたが、やけにカメラマンが密集している場所があって、何を撮っているのかと思ったら桜越しの南アルプスを撮っているようだった。桜が満開なら確かに見事な絵になりそうだった。


この寺は苔も名物なようで、石垣の隙間にある「光り苔」を探している観光客も多くみられた。確かに石垣の隙間で光っているような苔はあったが、残念ながら写真に撮っても何が何やら判らない状態だったので、画像は苔むした古道にした。


三門
仁王門と光り苔の石垣の参道の先には大きな三門があり、これがなかなか大きくて圧倒された。ここに来るまでは小さな寺だと勝手に思っていただけに余計驚いた。


池と本堂
三門の先には池があり、池の脇に手洗いがあって、その先が寺の本堂だった。本堂でお参りした後は、本堂の売店でくじというよりもインテリアに良さそうな「早太郎おみくじ」を買って帰った。


三重塔と早太郎
早太郎は700年ほど前に遠州の見附村で人々を苦しめていた狒々の妖怪を退治した霊犬で、この寺から旅の僧に請われて旅だったとのことである。今の遠州である静岡県側でも同様の昔話が残されており、向こうでは名前が変わって「しっぺい太郎」と呼ばれている。